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健康学Q&A

栄養学

2019.08.06

健康学Q&A NO.13 おやつは健康に良いの?

健康学タイトル

体の健康をキープするために、今からどんなことに取り組んでおけばいい?
皆様から多く寄せられる質問に対し、矢澤先生がQ&A方式で分かりやすく解説します。
 
質問1
 
回答1
 
 
質問2
 
回答2
 
 
 元々、おやつというのは江戸時代に生まれた習慣です。江戸時代は中頃まで1日2食でしたので、八つ時といって、現在の午後2時頃に休憩がてら小腹を満たすためにおにぎりなどを食べていたんですね。いわば、職人たちの楽しみであり、働くエネルギーを蓄える時間でした。
 しかし現代は1日3食、しかも食の欧米化によって栄養が満たされている上に、おやつを食べることで肥満の原因になってしまうというイメージが強くなってしまいました。その上、おやつは添加物の塊という悪いイメージもついてしまっています。
 おやつは悪者ではありません。本来の“楽しみで健康に良いおやつ”を現代人の食生活に取り入れるとどのような形になるか、それを具現化したのが「機能性おやつ」です。
 
 
質問3
 
回答3
 
 
 “トクホ(特定保健用食品)”という商品をよく見かけるようになりました。これは保健機能成分の有効性、安全性が認められ、国の認可を得ている食品のことを言いますが、トクホなどに含まれている成分を30%以上含んでいるものを「機能性おやつ」と定義しています。
 これらの成分は実際にエビデンス(科学的根拠がデータで示されたもの)があるため、信頼性が高く、安心して食べる(与える)ことができます。たとえば、この連載でもおなじみの血のめぐりをサポートするDHAやEPAを含んだものは、トクホや機能性表示食品にはたくさんありますが、おやつにも取り入れることが可能です。子どもからお年寄りまで摂ってほしい機能成分のひとつですが、サプリメントになかなか手が出ない人も、おやつなら気軽に食べられますよね。
 また、おやつを午後3時頃に適度に食べることで、夜の食べ過ぎを防ぐ(生活習慣病の予防)というメリットも生まれます。さらに、おやつを食べる方が血糖値の急激な上昇を抑えることから糖尿病や肥満の抑制になるという研究も発表され、世界中の共通認識になっています。ただし、おやつのカロリーは100Kcalくらいで、200Kcalを超えないのが原則ですので、その点にはご注意を。
 
 
質問4
 
回答4
 
 
 おやつは子どもだけのものではありません。実は私もおやつが大好きで、いまだ午後3時近くになるとソワソワしてしまうくらいです(笑)。つまり、おやつはすべての世代の楽しみであっていいものだと思います。たとえば、幼児や児童には脳や体の成長に合わせてた成分を含んだおやつ、働き盛りの世代には生活習慣病予防や肥満対策につながるおやつ、老年世代には認知症予防にもよいおやつなど、成分を変えることでいろいろなバリエーションのおやつがつくれます。もちろん、おやつの時間を決めて食べるのが理想ですが、なかなかそれができない方、たとえば、朝食の習慣がない若者、食生活が乱れがちなサラリーマンなどの間食にもおすすめです。
 厚生労働省・農林水産省が策定した食事バランスガイドの「コマの図」では、コマを回すヒモの部分に「菓子・嗜好飲料 楽しく適度に」と書かれています。
 
図1
 
 つまり、おやつが食生活をより円滑に回転させる原動力になることが理想です。おやつそのものを否定するものではなく、健康に良い成分を含んでいるものとして適度に食生活に取り入れていければ、日本人の健康寿命はさらに伸ばせるのではないかと考えています。

この記事を監修された先生

矢澤 一良やざわ かずなが

早稲田大学研究院教授。長年、企業や大学の研究機関で食の安全や健康食品の研究に従事。食べ物がいかに体に作用するかを分かりやすく解説。

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