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健康学Q&A

栄養学

2018.03.20

健康学Q&A NO.3 歳をとっても筋肉を維持したいです

健康学タイトル

体の健康をキープするために、今からどんなことに取り組んでおけばいい?
皆様から多く寄せられる質問に対し、矢澤先生がQ&A方式で分かりやすく解説します。

質問1

回答1

質問2

回答2

ロコモのサイン

 最近は筋肉や関節、骨など運動器の衰えによって日常生活が困難になる「ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)」という言葉が広く世間に知られるようになりましたが、そうした衰えを感じはじめた時点で、何かしらの対策をとることが重要です。
 一旦ロコモになってしまうと、動くことがツラくなり非活動的になってしまうため完全な運動不足に陥ってしまいます。そうなると、今度はメタボになり、生活習慣病のリスクも高くなってしまいます。循環器系の病気である脳梗塞や心筋梗塞も、元をたどれば運動器の衰えが原因になっていることがあるんですよ。また、運動不足で体重が増えると、ひざへの負担が大きくなりますよね。関節痛もそういったことが原因で起こります。痛みがあるために転倒して骨折、そのまま寝たきりというケースもよくある話です。将来、介護を必要としないためにも、動けるうちに筋肉をつけることを意識してください。

 

質問3

回答3

早歩きイラスト
筋肉は使わないと、どんどん衰えていきます。長期間、無重力環境で過ごす宇宙飛行士を例に挙げてみると、体重を支える必要がないため骨量は減少し、筋肉量も大きく減少します。地球に帰還した宇宙飛行士が、周りの人に支えられているのを見たことはありますよね。つまり、日頃から筋肉に負荷をかけてあげることが大切です。そういう意味では歩くことも立派な運動。毎日しっかり歩くことで筋肉を維持することができます。ちなみに、私はせっかちな性格なので、歩くときはいつも早歩き(笑)。また、積極的に階段を使うようにしています。これは運動強度が上がるので、筋力アップには最適なんです。皆さんも、ぜひやってみてはいかがでしょうか。ただし、頑張りすぎてケガをしないように、無理のない範囲でチャレンジしてくださいね。

 

質問4

回答4

 筋肉に良いと言われる栄養素を挙げると、まず筋肉の材料となるタンパク質を摂ることが基本です。タンパク質は体内でアミノ酸に分解されるため、BCAAやアンセリン、L-カルニチンといった成分もおすすめです。また、アスタキサンチン、還元型コエンザイムQ10などの抗酸化成分も意味がありますね。特に、コエンザイムQ10はアスリートも利用している人が多いですね。あとは、筋肉のメンテナンス機能のあるα-リポ酸なども有用です。こういった成分はサプリメントとして市販されているものもありますので、試してみるのもおすすめです。ただし、筋肉を増やすためには、運動でしっかり使うことが大前提。また、食事もサプリメントだけに頼るのではなく、バランスの良い食事をとることが基本です。特に魚はオメガ3も同時に摂取できるのでおすすめです。

この記事を監修された先生

矢澤 一良やざわ かずなが

早稲田大学規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 部門長。長年、企業や大学の研究機関で食の安全や健康食品の研究に従事。食べ物がいかに体に作用するかを分かりやすく解説。

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