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栄養学
2018.05.22
目の抗酸化対策していますか?
最近細かい文字を読むのがおっくうになってきた…。歳を重ねるにつれ、もっとも老化を感じやすくなる部分が「目」ではないでしょうか。
目は、紫外線の影響を受けやすく、近年ではデジタル機器などのブルーライトなど、活性酸素が発生しやすい環境に常にさらされています。また、本来備わっている抗酸化成分も加齢によって減少します。つまり、酸化によって目の老化は起こりやすくなるため、クリアな毎日を送るためには、しっかりと抗酸化対策を行うことが必要と言われています。
■目の健康をサポートしてくれる
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赤いパワーのアスタキサンチンは 注目の成分 |
アスタキサンチンとは、エビやカニなどの甲殻類、鮭やいくらなどに含まれる赤い色素成分。自然界に存在する成分の中でもトップクラスの抗酸化力を持つことで知られています。特に、紫外線によって発生する活性酸素「一重項酸素」を除去する力に優れており、その抗酸化力は、ビタミンCのおよそ6,000倍にもなります。
4種類のカシス系アントシアニンが 目の疲れに役立つ |
アントシアニンとは、ポリフェノールの一種でぶどうや茄子にも含まれる青紫の天然色素。紫外線が果実に入り込むのを防ぎ、細胞が傷つかないように守る大切な働きを担っています。カシスは4種類のカシス系アントシアニンをたっぷり含有しており、目を酷使したときの目疲れ、緊張緩和に役立つと考えられています。他に、
鉄分や亜鉛などのミネラル類、ビタミン類も果物の中でトップクラスです。
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15種類のブルーベリー系アントシアニンで クリアな視界をキープ |
ブルーベリー系アントシアニンは、網膜にあるロドプシンの再合成をサポートし、クリアな視界をキープする働きが期待できると言われています。他に、ビタミンC、E、βカロテンなどが豊富に含まれており、特に食物繊維は果物の中でも最高クラスの含有量を誇ります。アントシアニンの含有量はブルーベリー、カシスともに大差はありません。しかしそれぞれ働きが異なるため、ブルーベリーとカシスの両方を毎日食べることも、意味のあることと考えられます。