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季節の症状

2018.02.06

【特集】寒暖差注意報 発令中!

寒暖差タイトル


「季節の変わり目に肌の調子が悪くなる」そんな体験ありませんか?なぜ季節の変わり目に肌の調子が悪くなるのか、対処法も含めて紹介します。

グラフ
 

三寒四温の気候が
肌荒れの原因に

暖かい日と寒い日を交互に繰り返すことで春の訪れが近づいてくるこの季節。実は、この気温差が肌には要注意です。
日々の気温差、朝晩の気温差は、体温調節を司る自律神経の乱れを引き起こし、肌のコンディションにも直接的に影響してきます。たとえば、血流の低下は冷えとも関係しますが、これらは肌の代謝を遅らせ、肌細胞が生まれ変わる周期 (ターンオーバー)を乱れさせる一因になります。そしてターンオーバーが乱れると、再生力が低下することはもちろん、肌のバリア機能も手薄になってしまい、紫外線やホコリなどの外的要因による肌トラブルも起こりやすくなります。ましてや、空気の乾燥が激しく、紫外線も強くなりはじめ、花粉も飛散し始めるこの季節。肌はいとも簡単にダメージを受ける状況と言えるでしょう。
 

A.季節の変わり目に調子が悪くなるのはナゼ?

Q.自律神経の乱れが肌の不調を引き起こします!

自律神経とは人体の生命機能を維持する神経で、体温調節も自律神経の役割です。日々の温度差が激しいと自律神経の制御ができなくなり、肌の不調をはじめ、さまざまな体調不良を招きます。

自律神経
不調
他にも、イライラ、めまい、むくみ、動悸、頭痛など、さまざまな不調を訴える場合があります。


上記のような不調から…
・肌の再生力の低下
・肌のバリア機能の低下
・栄養や酸素の供給不足

として肌の不調に現れてくるのです。
 
 
 
 
 
 
 

乾皮症悪化

肌の乾燥は、冬の乾いた空気、加齢による肌の水分量の減少などによって加速してしまいます。すでにカサカサ肌を通り越して、かゆみや炎症を伴う乾皮症に悩んでいる方も多いと思われますが、自律神経が乱れると、ホルモンバランスが悪くなり、乾皮症が悪化するケースもあります。以前は
お年を召した方に多い症状でしたが、最近では若い人でもこの症状
に悩む人が増えており、十分なケアが必要となります。

 

肌トラブルの根源である
自律神経を整えて

寒暖差が激しいこの季節の肌トラブルはさまざまなものがありますが、メイクのノリが悪かったり、肌が粉をふいたり、ひどい場合にはかゆみ(乾皮症)などを伴うこともあります。こうしたトラブルは、症状のツラさだけでなく、気持ちまでダウンさせてしまいます。
気持ち良く健康に春を迎えるためにやっておきたい予防が、自律神経を整えること。たとえば、朝食をきちんと食べる、掃除や片付けを毎日する、就寝前にはストレッチをするなどの小さな習慣が大切です。肌のケアとは直接的に関係ないようにも思えますが、規則正しい生活は自律神経のバランスを正常に保つために効果的です。もちろん、普段から肌の保湿を忘れずに行うことは大前提ですが、毎日の生活スタイルを見直すことが、肌トラブルの原因をなくすことにつながっていきます。
 
 
 
習慣タイトル
 
季節の変わり目の体調を良好に保ち、健やかな肌を維持するためにはまず、自律神経を整えることがポイントです。
 
 
朝
 

同じ時間に起床

朝はいつもと同じ時間に起きることが大切です。寒いとつい布団に潜って二度寝したくなりますが、寝過ぎると、日中の活動に影響してしまいます。また、起きたらすぐにお日様の光を浴びて、コップ1杯の水を飲むと体内時計をリセットしやすくなります。
 
 
 

朝食はきちんと

朝食は脳や腸の動きを活発にし、幸せのホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌もサポートします。忙しい朝だからこそ、イスに座って食べるという行為は、心に余裕を与えるという意味でもおすすめします。
 
 
 

朝、とりたい栄養
 
たんぱく質
体温を上げ、体を動かすためのエネルギーを作ります。納豆、卵、乳製品などで効率的に補給しましょう。

炭水化物
脳のエネルギー源となり、消化吸収をゆるやかにしてくれます。全粒粉パンや玄米がおすすめです。

ビタミンミネラル
体の各機能を動かすのに必要な栄養素。朝はもっとも体が酸化している時間なので、抗酸化力のあるものを。

 
 

外出はしっかり暖かく

外の空気を吸う目的も兼ねて、1日に1度は外へ出るようにしましょう。特に首は血管、リンパ、神経が集中している部位なので、マフラーは必須アイテムです。また、インナーには腹巻きを装着して暖かくしてからお出掛を。

腹巻き
 
 

掃除や片付けを毎日

掃除には体を動かすメリットがあるほか、自律神経を整える効果が期待できます。できればお出掛け前に、毎日違う場所を少しずつでも掃除しましょう。家に帰ったときに、お部屋がきれいだと気持ちもすっきりします。
 
 
夜
 

熱めのお湯につかる

入浴はヒートショックプロテイン(たんぱく質を活性化)する入浴法がおすすめ。40〜42℃の少し熱めのお湯に10分ほどつかるだけで、免疫力の強化が期待でき、2〜3日間この効果が維持されます。週に2回のペースでこの入浴法を試してみましょう。
 
 
 

入浴後はすぐに保湿

入浴後は、肌の水分量が減少し始める10分以内に保湿を行うのがポイント。エイジングケアとしての効果はもちろん、乾皮症予防にもなります。

おすすめツール
ピュアスキン ボディ

 
 

カラダをほぐす

入浴で温まった後、軽くストレッチをすると交感神経を抑制する「カルノシン」というホルモンが分泌され、リラックスしやすくなります。ストレッチは、無理のない範囲で行いましょう。
 
 

アロマテラピーでリラックス

寝る前の習慣としてアロマテラピーもおすすめ。アロマオイルには自律神経を整える香りがあります。心地の良い香りは心身をリラックスさせ、快眠をサポート。つまり、肌の再生力アップにもつながります。

アロマ
 

ティッシュやハンカチに好きな香りの精油を数滴たらして枕元に置いておくだけ。アロマに興味があるけど、やり方がわからないという方にもオススメです。

心を落ち着かせる香り
カモミール、オレンジ、ラベンダー、ローズ
 
あれまー

 
監修:しのぶ皮膚科(三田)院長 蘇原しのぶ先生

この記事を監修された先生

蘇原 しのぶそはら    

しのぶ皮膚科(三田)院長。日本アンチエイジング外科認定医。皮膚科医として12年以上勤務した後、美容医療の道へ。豊富な臨床経験に裏付けられた“しのぶメソッド”で全国から多くの支持を受ける。

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