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2017.12.26
顔筋整骨⑨ 頬がたるんだおかめ顔をシュッとした姫顔に
太っていないのに下膨れになる意外な原因
服の試着などで全身を鏡に映してみたとき、「あれ、前より顔が大きいかも。しかも、なんだか下膨れ気味…」と思ったことはありませんか? 確かに、年齢とともに顔は大きくなる傾向にはあるようです。その理由の一つが、頬のたるみ。頬には、咬筋、頬筋、笑筋、口角挙筋、口角下制筋などたくさんの筋肉が走っています。これらの筋肉は表情をつくるときに使われますが、ここがこって老廃物が溜まったままになると顔の脂肪に重みがついてきます。そして、徐々に重力に堪えられなくなって頬全体がたるみます。さらに、食いしばりなどで筋肉が固まってしまうとリンパの流れが滞ってむくみ、下膨れの「おかめ顔」になるのです。そうなると、頭と上半身のバランスが崩れて、服の着こなしにもどこか違和感が出てきたりしますね。体重は特に増えていないのに顔が大きくなったと感じたら、頬のたるみをケアして、若々しくシュッとした姫顔を取り戻しましょう。
method 1:頬のリンパを流す
■Step 1
準備として、滑りを良くするために普段使っているクリームや乳液などをフェイスラインから首筋付近になじませます。
■Step 2
両手をグーにして、頬骨の下あたりを指の背で両方から軽く挟みます。このとき、口を半開きにして自然に呼吸するのがポイントです(図2)。そして、挟んだ両手を内から外に向かって「1、2、3、4、5」と5回小さく円を描きます。上、中、下の3箇所で「1、2、3、4、5」と円を描き、これを2セット行います(図3)。
■Step 3
Step2を2セット繰り返したら手を開き、老廃物をリンパに送るようなイメージで、頬骨の下→耳たぶの下→胸鎖乳突筋(図4)→鎖骨まで指を滑らせます(図5)。
この記事を監修された先生
アンチエイジングデザイナー。「顔や体のゆがみやねじれを正し、問題を根本から解決する」というポリシーのもと、独自の美容メソッドを確立。著名人の顧客も多いカリスマセラピスト。
https://www.instagram.com/hiroi_muraki/