Beauty

スキンケア

2023.12.01

【特集】30歳からの肌悩み第1位!ドライスキン(乾燥肌)に要注意

 

ご存じですか?

肌のお悩みの中でも、多くの方が気になってくるのが乾燥。もともと肌の角質細胞にはセラミドや尿素などの「天然保湿因子」が存在し、さらには細胞と細胞の間を「細胞間脂質」で満たすことで、肌から水分が蒸発するのを防ぐ仕組みになっています。ところが、加齢とともにセラミド量は減少し、十分な保水ができなくなった肌は、いわゆる「ドライスキン」に陥りやすくなるのです。ある調査では30代以降の肌のお悩みは、いずれも第1位が「乾燥」だという結果も。

 

1. 保水力減少によるバリア機能の低下が肌トラブルの大きな原因。
 
 ドライスキンは加齢だけでなく、気温の低下や空気の乾燥、紫外線といった環境要因、衣類との摩擦、ストレスなどによっても起こります。正常な肌では、表面の角質層がバリアとなり、水分を逃がさないようにすると同時に、紫外線やホコリなどの外的刺激が肌内部に入り込まないようにしています。しかし、ドライスキンになると角質層に隙間ができてしまうためバリア機能が低下。水分がどんどん逃げて乾燥が進むだけでなく、外部刺激が皮膚の中に入り込みダメージを与えます。この結果、様々な肌トラブルが起こりやすくなるのです。

 

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2. 「たかが乾燥」は大間違い!ドライスキンが引き起こすつらい症状。
 

 ドライスキンになると、様々な症状が肌に現れます。皮膚がつっぱるように感じたりカサカサするほか、ひどくなると、ひび割れしたり表皮が剥がれ落ちたりすることもあります。乾燥しやすい部位は、目のまわり、頬、唇、手の甲、すねなど。バリア機能が低下しているため、外的刺激が皮膚の中まで届きやすくなり、かゆみや痛みを伴うことも少なくありません。重症化すると、ひび割れから出血するなどのつらい症状も。また、アトピー性皮膚炎などの皮膚の病気を悪化させる要因にもなるので、「たかが乾燥」とあなどってはいけません。

皮膚が薄く外気に当たりやすい顔、水仕事や手洗いで皮脂が失われやすい手、もともと皮脂が少ないひじ・ひざ・すね、角層の厚いかかとなどが、体の中で特に乾燥しやすい部位です。

 

3. ドライスキンの肌トラブル対策は日頃からのケアが重要。
 

 様々な症状を伴うドライスキンは、自己流でケアすると悪化することも。ではどうすれば良いかというと、①洗う、②補う、③守るの3つを意識したケアを日頃から行うことが大事です。
①洗う:低刺激性の洗顔料で汚れやメイクをしっかり落とす。タオルなどを使う場合はシルク素材がおすすめ。
②補う:化粧水やクリームなどで水分と油分を補給する。洗顔または入浴後、5分以内の保湿が効果的。
③守る:外出時は日焼け止めを使用し、紫外線から守る。乾燥の時期は、加湿器を使って室内の湿度をコントロール。
これらのケアで改善がみられない場合は、医療機関を受診しましょう。

 

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監修:
水道橋ひふ科クリニック 院長

神島 輪 先生

この記事を監修された先生

神島 輪かみしま りん

東京女子医科大学病院、シロノクリニックなどでの勤務を経て、水道橋ひふ科クリニックを開業。日本抗加齢医学会専門医、日本レーザー医学会認定医、日本皮膚科学会正会員、サーマクール認定医、ウルセラ認定医。

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