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めぐり・冷え
パーツ別お悩み
2016.11.24
【Tips】血行不良が招く 肩こり・腰痛
肩が固くてパンパン、腰も重くて鈍痛が…。そんな人のために、肩こり・腰痛の原因から発症の仕組み、対処法をまとめてみました。
こりの原因 悩みのこり。発症のきっかけは日常にあり。
肩こり・腰痛は、さまざまな要因で筋肉が緊張し、血行不良によって起こります。発症の要因は、日頃の生活習慣が影響している場合が多く、自分の心がけしだいで改善させていくことが可能です。下記は、肩こり・腰痛持ちの特徴です。
姿勢運動不足
* 同じ姿勢を長時間続けている
* 姿勢が悪い、猫背
* 片側ばかりで荷物を持つ
* 運動不足
* 身体が固い
寒さと冷え
* 冷え性
* 夏場は冷房のきいた部屋に長時間いる
精神的ストレス
* 日頃悩み事や緊張することが多い
※ストレスなどで自律神経が乱れると筋肉も緊張状態が続き血行不良に。
目の疲れ
* 目に合わないメガネやコンタクトレンズを使っている
* パソコンなどで目を酷使する作業が多い
体型
* 肥満(とくに脂肪太り)
* 極端なやせ型
* なで肩で首が細くて長い
※なで肩の人は、頭を支える筋力が弱いため肩こりになりやすい。
こりの仕組み 痛みはどこから?もっと知りたい発症メカニズム
筋肉は緊張が続くと固くなり、筋肉内の血管を圧迫します。血行が妨げられると血管は疲労物質(乳酸)を発生。蓄積した乳酸は知覚神経を刺激して痛みを起こし、その痛みは筋肉をさらに硬くするという「こり」の悪循環ができあがります。頭部や上半身の重みを常に支えている肩や腰は常に緊張状態。同じ姿勢の作業が続く場合は、ときどき休憩を入れて姿勢を変えるなど、肩や腰に負担をかけない工夫を心がけましょう。
私たちの毛細血管は地球約2周半!?
私たちが体内に摂り入れる栄養や酸素は、血液と共に動脈から全身にすき間なく広がる毛細血管を通って約60兆個全ての細胞に運ばれます。この毛細血管の長さは、全部つなげると約10万キロ、なんと地球約2周半分にあたります。私たちの健康はこの正常な循環システムが支えていると言えます。
こりをやわらげるために 簡単ストレッチで、筋肉のこりをもみほぐそう!
肩こり・腰痛は簡単ストレッチで解消しましょう。筋肉がほぐれて、血流が促進されます。また、手のひら全体で腕や肩の筋肉をつかむような感じでもみほぐすのも効果的です。