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栄養学
2016.11.24
活動的に過ごすために「グルコサミン」
グルコサミンとは?
グルコサミンはアミノ酸の一種で、自然界ではカニやエビなど甲殻類の殻をつくるキチン質や、植物ではヤマイモやトウモロコシなどにも含まれています。グルコサミンは滑らかな動きをサポートしてくれる大切な成分ですが、だんだん減ってしまい、あちこちがきしんできます。
グルコサミンは滑らかな動きのための潤滑剤のような役割を果たしているのです。
いま話題のN-アセチルグルコサミン
いま話題のN-アセチルグルコサミンは普段の食事だけでは十分に摂ることができません。サプリメントを上手に利用するとよいでしょう。現在はグルコサミンにもさまざまなタイプのものが開発されています。
N‐アセチルグルコサミンは一般的なグルコサミンと比べて分子量が小さく、体内での利用率も約3倍と言われています。その違いは製造方法にあります。一般的なグルコサミンよりも、原料のキチン質をゆっくり分解しているため、体内のグルコサミンと同じ分子構造をしています。そのため体内での利用率も高いのです。
グルコサミンは、水分を吸収して潤いを保つ働きをするヒアルロン酸の原料になります。
植物性のグルコサミン
これまで、グルコサミンの原料は甲殻類の殻が一般的でした。しかし、甲殻類アレルギーの方は利用できません。最近ではトウモロコシの糖分でできているキチン質や、ヤマイモに含まれるムコ多糖類を使用した植物性グルコサミンが開発されています。