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美脚ライフ
2018.08.28
美人のしぐさ④ 会話で魅せる!
しぐさはときに会話よりも雄弁だから
お友達と話に花を咲かせているときや、お仕事でお客様と打ち合わせをするようなとき、会話に集中するあまり、姿勢やしぐさが無頓着になりがちです。うっかりすると、知らず知らずのうちに、周囲にお行儀が悪いと思われていることもあるかもしれません。しかも、それで相手の方に恥ずかしい思いや不快な思いをさせてしまったら、大変ですね。そこで今回は、人と会話をするとき、相手や周囲に好印象を与えるしぐさをマスターしましょう。しぐさはときに、会話よりも雄弁に「その人」を語ります。エレガントなしぐさを見につけて、さりげなく魅せましょう!
相槌は1回、返事の前に瞬きひとつ
一対一のコミュニケーションで、相手に好感を与えるボディランゲージの基本は、なんといっても笑顔です。女性が一番素敵な笑顔になるのは、赤ちゃんを見たときだと言われています。初対面の相手や目上の方と話をするような場合、緊張して自然な笑顔が出ないときもあるでしょう。そんなときは、頭の中でかわいい赤ちゃんを思い浮かべると良いかもしれません。もちろん、デートで相手との距離感をグッと近づけたいときも効果的です(図1)。
また、「話し上手は聞き上手」ということわざがあるように、会話をしていて好感度の高い人には、「きちんと話を聞いてくれる」「話し手の気持ちを汲んでくれる」といった特徴があるそうです。きちんと話を聞いていることをしぐさでもアピールするには、返答の前に瞬きを一つ入れると効果的。瞬きのしぐさを入れることで、自分の言葉をしっかり受け止めてもらえたという印象が生まれ、女性らしくエレガントな雰囲気も醸し出せます。逆に、あまり好ましくないのが、「ええ、はい、はい」「うん、うん、うん」というように、せわしない感じで何度も返事をする、本気で聞いていないような疑惑を与えてしまいます。
もう一つは、会話のときにあまり相手を見すぎると、気まずいこともありますね。そんなときは、視線を横方向ではなく下方向に外しましょう。横に目を動かすと拒否感が生まれます。細かなことですが、心がけると良いでしょう。
リラックスしても背筋は伸ばす
会話に夢中になると、つい前のめりになったり、身振り手振りが大きくなったりしがちですね。ある程度は自然なことですが、どんどん姿勢が崩れてくると、だらしない感じや品のない感じになってしまいます。高感度を与える姿勢の基本は、背筋がすっと伸びていること。さらに、初対面の方や目上の方、仕事関係の方の場合、テーブルに肘をついたり、腕組みするのはもちろんNG。かといって、面接試験のように、かしこまる必要もありません。手は、両手を自然な感じに重ね、テーブルの上に乗せておくと良いでしょう(図2)。
親しいお友達とのティータイムなどは、あまり気にする必要はありませんが、エレガントさは失わないよう気をつけましょう。たとえば、頬杖をつくときは、指先があごに触れる程度に。手に頭の重さを預けてしまうと、あごが突き出て見苦しくなります(図3)。腕組みをするときは、自分の身体を包むようなイメージで浅く組みます。テーブルに置いた状態で腕に体重を預けると、姿勢が前傾して上目づかいになるので、背筋はのばしましょう(図4)。
この記事を監修された先生
ウォーキングスタイリスト。実業団バレーボール選手としてプレー後、モデルとして活動。独自のウォーキング・ポージング・メソッドを確立し、プロ・アマ問わずウォーキング指導を展開中。