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2019.01.15

【特集】3つの土台を知って腰痛解消!

タイトル
 
今回は腰痛の原因になりやすいと言われる「姿勢」「骨盤」「足」の3つの土台に絞り、あなたの腰痛タイプを突き止め、有効な対策を考えていきます。
 

あなたはどのタイプ?

姿勢1
 
□猫背である
□食欲がわかない
□自律神経が乱れる
□呼吸が浅い
□呼吸が止まる

□背骨に圧痛がある
□背中が痛む
□よく寝違える
□頭痛が多い
□体をねじるとつらい
□腰より上がつらい
□朝起きると腰が痛む
□背骨周辺を怪我したことがある

 
骨盤1
 
□長時間座れない
□足を組む
□両膝を立てた時高さが異なる
□生理不順などの症状
□雨の日ズボンの裾の片方が大きく濡れる

□座ると腰が痛む
□足の付け根が痛む
□仰向けで足の長さが異なる
□片足立ちが苦手
□腰より下がつらい
□背中が痛む
□尿もれがある
□便秘や下痢になりやすい

 
足膝1
 
□つまづくことが多い
□足裏が痛む
□靴を変えると腰が痛くなる
□足裏アーチに左右差
□たこ、うおのめ、外反母趾などがある

□かかとが痛む
□足の付け根が痛む
□靴底の減り方が左右で異なる
□過去に大きな捻挫をした
□立った時の重心に偏りがある
□長時間立つと腰が痛む
□ふくらはぎがつりやすい
□足裏グーパーができない

※赤字項目が1つでも当てはまったり、思い当たる項目が4つ以上ある場合は、上記腰痛タイプの可能性があります。
※複数のタイプが当てはまる場合もあります。
 

「姿勢」「骨盤」「足」で何が起こっている!?

姿勢1
 
原因1「上半身の重みが腰椎を直撃」
オレンジ_原因1
 コルセットのように締め付けて背骨を支える筋肉(インナーマッスル)が衰えると、体重の6割以上もあると言われる上半身の重みが腰椎に加わります。それだけの重みが腰椎に集中すると、腰痛が発生するのも時間の問題と言えます。

 
原因2「背骨のカーブがなくなり、椎間板を消耗」
オレンジ_原因2
 背骨のS字カーブは体重を分散させる役割があります。この形状が損なわれてしまうと、椎骨の間でクッションの役割をしている椎間板への負担が大きくなり、腰痛につながります。また、背骨、胸郭や肩甲骨の滑らかな動きも失われ、腰痛が起きやすくなります。

 
 

骨盤1
 
原因1「骨盤のゆがみが腰椎に影響」
グリーン_原因1
 背骨の土台でもある骨盤は、日常の姿勢のクセによってゆがみを生じます。骨盤がゆがむと必然的に仙骨が前後左右に傾き、腰椎にも影響します。カーブが強くなりすぎたり、ねじれたりして腰の負担が大きくなると、腰痛が起こります。

 
原因2「筋肉の異常収縮を起こす仙腸関節のズレ」
グリーン_原因2
 仙腸関節とは仙骨と腸骨の間にある関節のこと。2〜3㎜の動きで骨や筋肉にかかる衝撃を吸収することがわかっています。しかし、この関節にズレが生じると関節の動きが悪くなり、関連する筋肉の異常収縮を引き起こします。この時に感じる痛みやしびれなどが、腰痛となって現れます。また、仙腸関節のズレは、脳脊髄液の流れを低下させるため、自然治癒力が衰え、腰痛が治りにくくなると言われています。

 
 

足膝1
 
原因1「間接的に腰痛をもたらす足のゆがみ」
パープル_原因1
 足のゆがみには、O脚、X脚、XO脚などがあり、これらは普段の座り方、歩き方、外反母趾などにも起因します。足のゆがみによる症状がいったん生じてしまうと、体は股関節や仙腸関節、背骨などでバランスを取ろうと調整するため、かえってバランスが崩れ、腰痛を引き起こすことがあります

 
原因2「ひざの痛みから生活が変化し、腰痛へ」
パープル_原因2
 腰痛と同じようにひざの痛みに悩んでいる人が多くいます。ひざの痛みは主に、経年劣化のようなもの。毎日の立ち座り、歩行で使い続けることで関節軟骨が消耗し、骨と骨が直接ぶつかることで強い痛みが生じるようになります。そうなると、歩くことがつらくなり、出歩かなくなってしまい、結果的に体の筋肉量が低下してしまいます。動かないということが腰痛を引き起こします

 
 

セルフマッサージで腰痛ケア

筋肉をほぐす最強の組み合わせ「マッサージ&ツボ押圧」
 腰痛の原因となる筋肉のコリや疲れを解消するには、ツボの刺激が効果的。脳からの指令で各部位の血管が広げられ、マッサージとの相乗効果で血行が活性化。緊張した筋肉を十分にほぐすことができます。
 
首・背骨・骨盤・足を連動して貫く「ツボのネットワーク」
ツボ
 東洋医学で「経路」と呼ぶ気の通り道は、首から背骨、骨盤、足の裏までを貫くように存在しています。ツボはこの経路沿いにあるので、気の循環を意識しながら連動して刺激することが大切です。

 

オススメ部位別ケアアイテム

誰かにお願いするよりも、ひとりでできるから気楽! しかも自分が押したいポイントをきちんと押せる!快癒器ひとつで、もみ手いらずです。
 
快癒器

 
 

姿勢1
 
背骨の正しい形状を維持して、その下にある腰や腰周りの筋肉に余計な負担がかかるのを抑えるアイテム。
姿勢ケア
背骨から外側へ3〜4cm程度ずらした場所が押圧ポイント。「腎兪」「志室」を刺激し、泌尿器の機能アップにも良い。

姿勢マッサージ1
(1)仰向けになってひざを立てます。左右どちらかの痛む腰の下に快癒器を置きます。

姿勢マッサージ2
(2)快癒器を入れた側のひざを抱え、圧を調整してみましょう。イタ気持ちいい程度が目安となります。

 
 

骨盤1
 
腰痛の原因としてダイレクトに影響しやすい骨盤のゆがみや動きの不具合を抑制するアイテム。
骨盤勢ケア
骨盤周りの3つの出っ張りが押圧ポイント。違和感や痛みを感じている部分を重点的に。

骨盤マッサージ1
(1)仰向けになり、片足のひざを立てて、仙骨のやや下あたりに快癒器を置きます。痛い場合はタオルの結び目など柔らかいもので代用。

骨盤マッサージ2
(2)立てた足を伸ばして、圧を変えてみましょう。坐骨神経があるため、強くなりすぎないように注意。

 
 

足膝1
 
股関節、ひざ、足裏など下半身の各部位の動き・姿勢・バランスを保ち、腰椎リスクを軽減するアイテム。
足膝ケア
東洋医学では、足裏はからだの各部位とつながっていると考えられています。特に足裏の中心は腰痛だけでなく腎臓の健康にも良いと考えられています。

足膝マッサージ
床に快癒器を置き、足裏の中心があたるようにします。そのまま体重をかけ、1分間くらいを目安に左右両足を行います。
※バランスが取りづらい場合は壁やものにつかまって、安定した状態で行ってください。

 
 
監修:済生会横浜市東部病院(整形外科) 船山 敦先生

この記事を監修された先生

船山 敦ふなやま あつし

TV番組等で、一般視聴者にも医学用語をわかりやすく解説し好評を得ている。慶應義塾大学医学部卒。日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本体育協会スポーツドクター認定医。専門は、股関節外科、膝関節外科、人工関節手術。

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