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栄養学

2018.12.11

健美レシピ NO.12 からだを温める食材「生姜」

タイトル

 
健康な体をつくるためのヒミツは食生活にあり!
体のお悩み別に美味しくてキレイになれる簡単なレシピをご紹介します。

 

生姜
 

生姜とぶりの相乗効果で冷えないカラダをつくる!

 寒くなってきましたね。冷え性の方にはつらい季節です。特に、手足の先が痛みを感じるほどキンキンに冷える「末端冷え性」は、屋外と室内の寒暖差の激しい冬場は悪化しがちです。また、暖房の効いた室内でデスクワークをしている方には、下半身は冷えているのに顔や頭はほてるという「下半身冷え性」も少なくありません。
こうした冷えが起きる主な原因は血行不良。そして、これを改善するのにおすすめの食材が「生姜」です。生姜には、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンという3つの辛味成分が含まれています。生の生姜にはジンゲロールが多く、乾燥させたり加熱したりすることでショウガオールとジンゲロンが増加します。いずれも血行を促すことでカラダを温める効果がありますが、ジンゲロールは解熱作用もあるため、逆にカラダの深部を冷やしてしまいます。ですから、カラダの中からポカポカになるには、「生姜は加熱して食べる」が正解です。
 一方、冬が旬のぶりには、筋肉をつくる良質のタンパク質や、代謝を促すビタミンB2が豊富。筋肉を増やして基礎代謝が高めることで、体内でより多くの熱をつくれるようになります。また、コレステロールを下げて血行を良くするビタミンB3や、血管の栄養を補うPOAという不飽和脂肪酸なども多く含まれているので、生姜の効果とあわせて冷え性改善が期待できます。
今回のレシピは、材料を刻んだらフライパン一つで最後まで調理できるので、比較的手軽で後片付けもラクチン。忙しい方にもおすすめのレシピです!
 
 
食材
 
 

甘辛い生姜味でご飯がすすむ!
ぶりのソテー 生姜ソース

料理写真
 
材料(2人分)
ぶり 2切れ
塩 少々
こしょう 少々
酒 大さじ1
小麦粉 適量
オリーブオイル 大さじ1

〈A〉
生姜(みじん切り) 大さじ1/2
たまねぎ(みじん切り) 大さじ2

〈B〉
はちみつ 大さじ1と1/2
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
レモン汁 大さじ1/2

付け合わせの野菜はお好みで

 
作り方(下処理の時間を除いて調理時間15分)
1.ぶりは、塩・こしょうをして、酒に漬けておく(10分程度)。
2.少し水気を取り小麦粉をつけ、オリーブオイルを熱したフライパンで中まで火が通るように焼く。
3.ぶりを取り出し、〈A〉を入れて炒め、しんなりしてきたらBを加える。
4.火を止め、レモン汁を入れて、全体を混ぜ合わせ、皿に盛りつけたぶりにかける。
 

一言アドバイス

 

この生姜ソースはさまざまな素材に合う万能ソースです。青魚や、牡蠣などの魚介類にぴったりですよ。もちろん肉や野菜にも使えるので、日頃から冷蔵庫に常備して活用してみてください。また、ぶりの切り身は血合いが色鮮やかで、切り口がきれいなものを選びましょう。脂がのっているものが好きなら腹側の身を、さっぱりとした身が好きなら背側がおすすめです。

この記事を監修された先生

新生暁子しんじょうときこ

国立健康・栄養研究所の栄養教育プログラムで技術補助員として従事。2008年にはシドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子率いるチームQに加入し、栄養管理を担当。現在はフリーランスの管理栄養士として活動。

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