Interview

Specialist

インタビュー

2017.08.02

FUN LIFE Vol.31 歌手・シンガーソングライター Yaeさん

funlife02_title

 

fl02_01

 

fl02_02

歌手・シンガーソングライター
Yae
故藤本敏夫、歌手・加藤登紀子の次女として、1975年に東京で生まれる。2001年歌手デビュー。小田急ロマンスカーCMソング「ロマンスをもう一度」をはじめ、数々のCMソングやドラマ、映画、テレビ番組の主題歌、挿入歌を歌唱。現在は千葉県鴨川市にある自然豊かな里山「鴨川自然王国」で、半農半歌手として、5人家族でスローライフを送りながら、テレビ出演やラジオパーソナリティー、ライブ活動などを行っている。

 

都会育ちだからこそ憧れた田舎暮らし

父は故・藤本敏夫、母は歌手の加藤登紀子、東京のど真ん中で生まれ育ち、田舎がなかった私は、どこかで自然の中で暮らすことに憧れていたんだと思います。小さい時から外で遊ぶのが大好きな活発な子供でした。
小学校高学年の時、父に「田舎が欲しいか?」って聞かれて、私はすぐに「欲しい~!!」と答えました。当時、父は千葉県鴨川市の里山で農業を始めていて、そこを私たちの故郷にしようと考えたんです。
当時はわらぶき屋根の古民家が並び、昔ながらの田園風景は、私にはとても新鮮でした。東京のマンションでは飼えない犬を飼って、野山を走り回り、夢中で遊んでいたのを思い出します。ここでの貴重な経験は、後にシンガーソングライターとして、作詞や作曲をする時に、とても役に立ちました。
姉も今では鴨川在住、妹も鴨川が大好きです。父が遺してくれた里山は、本当に私たち姉妹の故郷になりました。

 

fl02_history

父・藤本敏夫

1944年、兵庫県生まれ。学生運動に参加したことで収監され、歌手・加藤登紀子さんとの獄中結婚が話題に。出所後は有機農業の普及に力を注ぎ、「大地を守る会」や「鴨川自然王国」を設立。2002年逝去。

母・加藤登紀子

東京大学在学中の1966年に歌手デビュー。「赤い風船」でレコード大賞新人賞、「ひとり寝の子守唄」、「知床旅情」でレコード大賞歌唱賞を受賞、1982年「百万本のバラ」が大ヒット。世界各地でコンサートを開催。

シンガーソングライター

2001年に歌手デビューを果たし、自ら作詞・作曲も行うYaeさん。子供の頃に里山を走り回った経験が、自然と歌詞やメロディーとして浮かび、自分のルーツが里山にあるのだと再認識することがよくあるそうです。

 

歌うことの楽しさを知り、25歳で母と同じ歌手の道へ

20歳の時、音楽劇の役者として舞台に立ち、人前で歌ったことをきっかけに、歌うことの楽しさを知り、歌手を目指しました。レストランや居酒屋などで歌い、作詞・作曲を始めたのもこの頃からです。
25歳でポニーキャニオンからアルバム「new Aeon」でデビューして、その年から、CMソングやテレビ番組のテーマソング、コンサートなどで、多くの人に歌を聴いていただけるようになって。作詞や作曲も手掛け、歌手になれて、とてもうれしかったです。

 

人生を変えた農作業
母も驚く3ヶ月のスピード婚

デビューから4年後の29歳の時、4枚のアルバムを出し終えて、これからどんな音楽を作ればいいのか、自分のことが全然わからなくなっていました。そんな時、引き寄せられるように父が作った里山・鴨川自然王国へ。そこで出会ったのが、当時研修生として住み込みで働いていた今の主人でした。
畑で大豆の草取りをしていた彼を手伝い、真夏の暑い日に、無心になって、汗だくで農作業をしていたら、なんともいえない穏やかな気持ちになり、自分でもびっくりです。まるで、今まで着込んでいたものを脱ぎ捨てるような、全部脱いだら素の自分になれたような、そんな爽やかな気持ちでした。
彼と結婚したのはその3ヶ月後です。周囲も驚くスピード結婚でした。父はその時すでに亡くなっていたのですが、あの何事にも動じない母がさすがに驚いて、「私の開いた口がふさがるまで、ちょっと待ってください」と言ったほどです(笑)。
すぐには結婚の承諾を得られなかった私たちは、山の麓にある空き家を借りて、一緒に住みはじめました。大家さんが、「本当に大丈夫?」と心配するほどの古い家で、まず傾いた家をジャッキアップするところからのスタートです。壁や建具を直して、3年かけて住みやすい家にリフォームしたのですが、そんな暮らしがとても楽しく、充実した毎日でした。

fl02_03

透きとおるような優しい歌声と抜群の歌唱力で、国内外で多くのファンを魅了するYaeさん。現在はライブ中心に活躍中で、登紀子さんと一緒にステージに立つこともあるそうです。

 

fl02_history

鴨川自然王国

藤本敏夫さんが1981年、千葉県鴨川市に設立した自然農場。現在は妻・加藤登紀子さんが管理。「生きることは食べること 自然に寄り添い暮らす場所」をテーマに、無農薬の野菜や米、大豆を育て、農業を通して食の大切さを伝えています。

 

自給できるものは自分で作る
半農半歌手で人生を楽しむ

3人の子供に恵まれ、今は父が遺した鴨川自然王国の敷地内に住居を構え、「半農半歌手」として、農業をしながら自然とともに暮らし、ライブを中心に歌手活動も続けています。3人の子育てをしていると、暮らしそのものはバタバタになりますが、歌っている時間だけは自由で、すごくリラックスでき、創作意欲もわいてきます。だからきっと私にとって、農業と歌手のバランスがちょうどいいんでしょうね。
ここでは、米や野菜、大豆を自給しているので、買うのは肉や魚、調味料、チョコレートなどの嗜好品くらい。山菜は勝手に生えてくるし、おいしい湧き水があるので、水道はひいていますがほとんど使うことはなく、燃料となる薪もたくさんあります。「自給できるものは、できるだけ自分で作る」という生活は、お金がかからないし、お金のために働かなくてもいいので、心にゆとりが生まれます。父が「楽しくなければ人生じゃない」とよく言っていましたが、まさに今、最大限に楽しみながら生きている感じがします。

 

fl02_history

半農半歌手

京都在住のライター塩見直紀さんが考えた「半農半X(エックス)」に当てはめたYaeさんのライフスタイル。自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は歌手活動に費やし、精神的に満たされた心豊かな暮らしをしています。

自給できるものは、できるだけ自分で作る

鴨川自然王国では、無農薬のお米と大豆、ほうれん草、人参、空豆、さつま芋など約40種類の野菜を作っていて、お米や野菜は買わなくてもOK。さらに味噌や豆腐、どぶろく、ビール、低温サウナまで自分で作ってしまうというから驚きです!

fl02_06

 

子供たちが自由に遊べる
里山を残していきたい

水と空気がきれいで、無農薬で安全な食べ物があって、走り回って遊べる広い土地があって、ここは子育てをするにはとてもいい環境です。そこで、敷地内に「Café En」をオープンして、週末はご家族で遊びに来ていただけるようにしました。Enがきっかけで、この集落に移住されたご家族もいるんですよ。
以前は定期的に開催していたこども向けイベント「こどもの王国」も再開したいと思っています。両親が私にしてくれたように、多くの子供たちに自然の中で遊ぶ体験をして欲しい。そのためにも、この里山を子供たちに残していくことが、今の私の使命だと思っています。

 

fl02_history

Café En

鴨川自然王国の中にある藤本敏夫記念館に併設されたオーガニックカフェ。オーガニック食材を使ったランチやスイーツはYaeさんが考案したものも。湧き水でいれたおいしいお茶を飲んだり、自然豊かな庭で子供を遊ばせたり、家族みんなで楽しめます。営業は土日10:00~17:00。

 

fl02_favorite

fl02_04せんべい

王国でとれたおいしい無農薬米で作った玄米せんべい。ごま、醤油、あげせんの3種類があり、化学調味料や添加物は使わず、醤油だけであっさりと味付けした体に優しいおやつ。歯ごたえがあって、腹持ちがよく、Yaeさんの子供たちも大好きだそうです。Café Enで販売中。

 

 

fl02_05<Information>

デビュー15周年を記念して発売されたアルバム「alive~今ここに生きている~」好評発売中。小田急ロマンスカーCMソング「ロマンスをもう一度」、TBSドラマ「レッドクロス」挿入歌「名も知らぬ花のように」他、全12曲を収録。今後のライブの予定は、8月25日東京、9月10日沖縄、10月7〜9日九州他。詳しくは下記サイトをご覧ください。
www.yaenet.com

  • 気になる猫背に♪ マジコ姿勢サポーター
  • 深海鮫エキスでもっと輝ける毎日へ♪ マジコ スクアルーチェ
  • スマホやパソコン疲れに♪ マジコ アイ・サポート
  • こすらずに洗う新しい入浴習慣☆酵素の入浴剤♪マジコ エンザイムバスパウダー
  • 姿勢・腰・膝・首☆悩めるボディトラブルに♪ ドクターマジコ
  • 首や肩・腰のコリに当てるだけ☆ マジコミュー快癒器
↑ ↑