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栄養学

2018.11.20

健美レシピ NO.11 腸内環境を整えてくれる食材「はちみつ」

タイトル

 
健康な体をつくるためのヒミツは食生活にあり!
体のお悩み別に美味しくてキレイになれる簡単なレシピをご紹介します。

 

はちみつ
 

腸活有効成分はオリゴ糖だけじゃない?!

 私たちの腸の中には、100兆個以上の細菌が存在しています。それらは種類ごとにグループをつくっており、その様子が花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。腸内フローラは「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に大別され、通常はバランスを保っています。しかし、好ましくない生活習慣や加齢などで悪玉菌が増えると、便秘や下痢などの不具合が出てきます。最近の研究では、糖尿病やうつ病との関連性も注目されているとか。積極的な「腸活」で、善玉菌を増やしましょう。
善玉菌の中で最も多いのがビフィズス菌で、ビフィズス菌のエサとなるのがオリゴ糖。そして、オリゴ糖を多く含む食品の中で、今回ピックアップしたのが「はちみつ」です。はちみつは、ブドウ糖や果糖、イソマルトオリゴ糖をはじめとする25種類のオリゴ糖のほか、ミネラルやビタミン、アミノ酸、酵素など、たくさんの栄養素が含まれるスーパーフード。疲労回復、免疫力アップ、風邪予防などの効果が期待できるほか、素早く脳にエネルギーチャージしたいときにもおすすめの食材です。
近年の研究では、巣で熟成するときに生成される「オリゴ糖酸」も、ビフィズス菌を増やすのに一役買っていることが判明しました。さらには、みつばちの体内にも乳酸菌が住んでいて、はちみつの中からも発見されています。整腸作用が大いに期待できますね。
 今回のレシピは、ビフィズス菌を増やすはちみつに、ヨーグルトで乳酸菌を、フルーツやナッツで食物繊維をプラス。腸内環境を整える栄養素がたっぷりです。手軽につくれて腸が喜ぶ、おやつピザ。整腸作用があるといわれるコーヒーや牛乳と一緒に食べると、さらなる効果アップが期待できます。
 
 
食材
 
 

ナッツ&フルーツとヨーグルトで爽やかな甘さ
ハニーヨーグルトピザ

料理写真
 
材料(ピザ21cm 1枚分)
〈ヨーグルト入りピザ生地〉
薄力粉・強力 40g
ベーキングパウダー 小さじ1/3
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ2・1/2
プレーンヨーグルト 大さじ4

グリークヨーグルト 100g
はちみつ 大さじ2〜
りんご 1/4個
ミント 適量

〈A〉
ミックスドライフルーツ 大さじ2
ミックスナッツ 大さじ2

 
作り方(ピザ生地のベンチングタイム・焼き時間を含め、調理時間45分)
1.ボールに薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーをふるい入れ、塩、砂糖を加えて混ぜる。中央をくぼませ、オリーブオイル、プレーンヨーグルトを少しずつ加えて、ゴムべらで混ぜ合わせる。
2.全体が混ざってきたら、さらに手で生地を混ぜ合わせる。生地がまとまって粉っぽさがなくなったら台に取り出す。
3.手のひらで生地を手前から奥に向かって押すようにのばし、手前に折りたたむ作業を繰り返す。生地がなめらかになったら丸く整えてラップで包み、冷蔵庫に入れて15~20分置く。
4.21cmぐらいの丸に伸ばしたピザ生地全体にグリークヨーグルトを塗って、スライスしたりんごと〈A〉をピザ生地に散らす。
5.200度に予熱したオーブンで10〜15分程度焼く。
6.はちみつをかけてミントを散らす。
 

一言アドバイス

 

朝食や間食にぴったりのハニーヨーグルトピザですが、ピザ生地がなくても、食パンや春巻きの皮、餃子の皮などでも代用ができます。ヨーグルトは、焼くことによって水分がさらになくなり、トロッとします。また、トッピングのフルーツは、旬の果物をチョイスしてみてくださいね。お好みでブルーチーズをトッピングしたら、ワインにもぴったりのおつまみになります。

この記事を監修された先生

新生暁子しんじょうときこ

国立健康・栄養研究所の栄養教育プログラムで技術補助員として従事。2008年にはシドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子率いるチームQに加入し、栄養管理を担当。現在はフリーランスの管理栄養士として活動。

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