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インタビュー

2018.11.13

FUN LIFE Vol.46 バレリーナ 下村由理恵さん

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バレリーナ
下村由理恵さん
YURIE SHIMOMURA
1965年生まれ。1982年に小林紀子バレエシアターに入団。退団後にフリーとして活動するなか、1990年文化庁芸術家在外派遣研修員としてイギリス、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団にて研修を行う。その間、英国スコティッシュバレエ団に招かれ「ジゼル」「白鳥の湖」などで主演を務め、高い評価を得る。帰国後、下村由理恵バレエアンサンブルを結成。現在も日本を代表するバレリーナとして活躍中。
 

 

奇跡のような偶然で名門バレエ団で踊ることに

 バレエはもともと、先に習っていたフィギュアスケートのために、リンクが使えない夏場のトレーニングとしてはじめただけだったんです。でもバレエの発表会に主役として出演することが決まり、だんだんスケートの練習ができなくなっていき、ふと気が付いたらバレエの道に(笑)。自分で決断したというより、導かれたような感覚でした。
 もうひとつ”導かれた“と感じたことに、英国スコティッシュバレエ団のゲスト出演があります。当時の私は日本から派遣されイギリスのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団で研修員としてレッスンを受けていました。しかしある日寝坊をしてしまい、「間に合わないからここでいいや!」といつもと違うクラスに飛び込み、ばれないようにレッスンを受けていたところ、声をかけられたのが英国スコティッシュバレエ団の芸術監督! なんでも私と似た体格の団員が抜けることになり、イメージに合うバレリーナを探していたそう。もう嬉しいを通り越して、奇跡とも呼べる偶然に驚いてしまいました。その後、英国スコティッシュバレエ団の舞台で踊った「白鳥の湖」は、思い出深い作品のひとつ。初演が終わったときの大きな拍手と、「名門バレエ団から認めてもらえた」という喜びはいまも鮮明に覚えています。

 
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フィギュアスケート

下村さんの祖父はスピードスケートの元選手。一緒にスケート場に通ううちにフィギュアスケートを習うようになったそうです。下村さんいわく「筋力や表現力など、フィギュアスケートの経験がバレエに活きた場面も多いです」。
 

英国スコティッシュバレエ団

1957年に設立されたイギリスが誇る名門国立バレエ団。世界中のバレエダンサーの憧れとなっているバレエ団です。過去にこのバレエ団でプリマとして活躍した日本人は、下村さんをはじめ、ほんの数名しかいません。
 
 

体力はリカバリーできる。嘆くヒマがあったらストレッチ!

40歳を超えたあたりから、加齢とともに体が変化していくのを実感しています。でもそのぶん、表現力や作品を解釈する力は高まっていますから、加齢をマイナスにとらえる必要はありません。それに体力や筋力はトレーニング次第でいくらでもリカバリーできるじゃないですか。嘆くヒマがあるならストレッチ! が合言葉です(笑)。
 加齢による体力や体形の変化は、誰にでも平等に起こること。鏡の前でため息つくくらいなら、運動をしたり、セルフケアをしたり、いまできることを頑張りましょうよ。おすすめは姿勢を整えるケア。バレエ未経験の方に立ち方、歩き方の指導をする機会があるのですが、姿勢を整えるだけで「なんだか若く見える!」とみなさん驚かれます。姿勢が整うと深く呼吸ができるから、疲れにくくなり、肌ツヤも良くなりますよ。

 
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受け入れて認めるとコンプレックスは個性に変わる

 食生活ではとくに厳しいルールは設けず、お肉もお魚も野菜もバランスよくいただいています。ただ20代の頃には、体重を落としたくてカロリーを制限したこともありました。というのも私の体はバレリーナの中では、筋肉質でがっちりしているタイプ。それがコンプレックスで、いかにもバレリーナといったような細く、華奢な体つきに憧れて、無理な食事制限を行ったのです。すると体力がみるみる落ちて、自分らしいバレエが踊れなくなっちゃった。そこで気づいたんです。私の体だからこそ表現できるバレエがあることに。そう受け入れてからは、パワフルでエネルギッシュな自分の体が好きになりました。体は”自分らしく、気持ちよく動ける“のが一番! 人と比べたり、理想体重にとらわれるのはやめて、自分の体のベストコンディションを見つけてあげてくださいね。

 
 

バレエが一番。でもバレエだけの人にはなりたくない。

 いまはバレエが生活の中心。とくに私の場合はもバレエダンサーですから、自宅に帰ってからもバレエについて話し合っています。これは私たちの間ではずっと自然に行われてきたことなので、いまさらストレスを感じることはありません。むしろ人生の核の部分を夫婦で共有できていることに、深い安心を得ています。
 ただリフレッシュは大切なので、公演や稽古の間に隙間の時間を見つけたら、迷わずすぐさま温泉に出かけます。熱いお湯につかりながら思いっきり体を伸ばせば、疲れも悩み事も吹き飛んで、次の日からまたバレエに向き合うことができます。あとは筋トレも趣味だし、お酒を飲むのも好き。私にとってバレエが一番なのは間違いないですが、他に大切なこともたくさんある。ですから下村由理恵バレエアンサンブルのメンバーには、恋愛も結婚も出産も「どんどんやって!」と言っています(笑)。だってどんな経験もバレエの糧になりますから。
 私自身、これからまだまだたくさんの経験を積みながら、自分らしく踊り続けていたい。ただし「生涯現役」は目指していません。メンバーにとって見本となる踊りができなくなったら、スパッと身を引くつもりでいます。いまはただその日が一日でも遠くにあるよう、トレーニングを続けるのみです。
 

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ご主人は振付師や演出家としても活躍するバレエダンサーの篠原聖一さん。取材にも同席していただき、ご夫婦の仲睦まじい様子を見ることができました。11月のバレエ・リサイタルも、もちろん篠原さんが演出と振付を担当。
 
筋トレ
意外にも下村さんの趣味は筋トレ! 稽古と稽古の間に、スタジオに通って筋トレを行うというのですから、下村さんのパワフルさには脱帽です。トレーニングによって体がきちんと応えてくれる、その感覚が好きなのだとか。

 
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演じる役について「どのような人物か」を徹底的に追及するという下村さん。このステップを踏むことで、古典作品などすでにたくさんの人が演じた役だとしても、お客様にまた新しい感動を届けられるといいます。

 

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セルフケアアイテム

バレリーナにとってセルフケアは仕事の一部。下村さんのバッグからは木製のマッサージ器、ツボ押し器、トレーニング用のゴム、骨盤を整えるボールと、アイテムが次々出てきました。さらに「家では中山式の製品も使っていますよ」と嬉しいお言葉も!

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