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ハーブライブラリー

2018.10.09

Herbs Library No.2:ローズヒップ

Herbs Library タイトル

知っているようで知らないカラダが喜ぶハーブを
メディカルハーブの専門家ハツコ先生が詳しく紹介します!

 

今回のハーブ:ローズヒップ

 

気になる効能は?
 
チェックボックスシワやシミを予防して、弾力のある健康な肌に!
  ローズヒップの特徴は、何といってもビタミンC! レモンの20~40倍も含むといわれています。ビタミンCはさまざまな作用を持っていますが、そのひとつはコラーゲンの合成を助けることです。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐもので、それによって骨や筋肉、血管、皮膚などの器官が構成されています。身体に必要な成分なので、私たちは自ら体内でコラーゲンを作ることができますが、残念ながら年齢とともにその量は減っていきます。外からビタミンCを補ってコラーゲンの生成を促すことは、シワの予防や弾力のある健やかな肌を保つことに役立ちます。またビタミンCは肌の細胞を酸化から守り、メラニン色素の生成を抑える働きもあり、シミやそばかすをできにくくします。
 
ビタミンC摂取量


気になる効能は?
 
チェックボックスまだまだあります! ビタミンCの万能な働き
 私たちはストレスからは逃れることのできない環境で生活しています。さまざまなストレスを受けると、身体はそれらに対応するために抗ストレスホルモンを作ろうとしますが、ビタミンCはこのホルモンを作る手助けをしてくれます。またビタミンCは免疫力を担う白血球の働きを強化したり、ウイルスなどの感染から身体を回復させる作用もあるので、市販の風邪薬にも配合されています。
 強い抗酸化作用を持ち、体内の多くの生命活動に関わっているビタミンCを適度に摂取して補うことは、健康の維持増進や老化の予防につながります。

免疫力を高める


ハーブティーのススメ
こんな方におすすめです
・ きれいな肌を保ちたい
・ ストレスが多い
 
摂取する時の注意
ビタミンCは水溶性なので、一度にたくさん摂っても尿や汗で体外に出ていってしまいます。ローズヒップティーは一日に2~3回に分けて飲むのがお勧めです。


 

ハツコ先生の気になるお話
ローズヒップティーのビタミンCは熱に弱い?
熱に弱い? ローズヒップは水に溶けやすく、熱や酸に不安定な性質を持っています。ハーブティーは沸かしたての熱湯で淹れることが原則ですが、ローズヒップティーの栄養は壊れてしまうのでしょうか? そこは安心してください。化学物質としてのビタミンC(アスコルビン酸)の粉末に熱を加えると分解してしまうのですが、ローズヒップの中にはフラボノイドやビタミンEなど、他の植物化学成分も含まれています。これらがビタミンCの破壊を防ぐため、ハーブティーからもビタミンCを摂ることができます。
 また種子を圧搾して得たローズヒップオイルにも、肌に良い働きがあることが知られています。リノール酸やα-リノレン酸などの必須脂肪酸を豊富に含んでおり、組織の損傷や瘢痕の修復をしてくれるので、外用で用いられます。

この記事を監修された先生

渡辺 肇子わたなべ はつこ

薬剤師 NR・サプリメントアドバイザー NPO日本メディカルハーブ協会 理事。植物療法の分野における臨床、研究、教育の三本柱を基本構想としながら、西洋医学と代替医療のよりよい共存と、統合医療の発展を目指して活躍中。

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