Beauty
姿勢
2018.07.31
大人美姿勢のつくり方 vol.3 浴衣美人になるカギは美しい姿勢にあり
浴衣を着こなす、夏の美姿勢とは?
今年もいよいよ本格的な夏が到来!
花火大会や縁日などのイベントが全国各地で開催されますが、浴衣を着てお出掛けする予定がある方も多いのではないでしょうか?浴衣は和服の中でも手軽な装いのひとつです。
浴衣は洋服のように曲線的なメリハリがなく、すとんと直線的なフォルムが日本人の体型を美しく見せるようにつくられているのが特徴です。そのため、体のラインが“まっすぐ”ではなく歪んでいると、着崩れしやすく、不格好に見えてしまうことがあります。背筋がしゃんと伸びた正しい姿勢を意識することが、浴衣を着た時の基本となります。
知ってますか?浴衣の起源
もともとは「湯帷子(ゆかたびら)」といって、平安時代に貴族が蒸し風呂に入るときに、蒸気でやけどをしないように着ていたのがはじまりとされています。江戸時代になると、入浴の文化が庶民にも広まると同時に、風通しが良く、汗を吸う特性を持つ浴衣が、湯上がり着として広まっていきました。「ゆたかを浴衣」と書くのは、こうした背景があったからなのです。その後明治・大正時代になると、浴衣は夏の普段着となり、洋服文化の浸透とともに、花火大会や縁日など夏のイベントの特別な装いとして着られるようになりました。
凛と佇んで、インスタ映えも間違いなし!
浴衣を着た時の所作は、しとやかさを意識して
洋服よりも窮屈で動きにくい浴衣ですが、動きが制限される分、繊細で美しい動きが際立ちます。ゆっくりとした動きを意識して行動をしてみましょう。
浴衣を着こなしてダイエット効果も!?
浴衣姿を美しく魅せる姿勢をキープするのは、慣れていない人には結構な重労働かもしれません。姿勢をきれいに保つことはかなりのエネルギー消費にもつながるうえ、ちょこちょこ歩きなどで普段使わない筋肉を動かすため、浴衣を着た翌日は筋肉痛になっているという人の話もよく聞きます。
さらに帯で骨盤がぎゅっと固定されるため血行やリンパの流れの促進にもつながるので、実は美容やダイエットにもおすすめです。ただ、毎日浴衣を着て生活するというのも、今の時代では現実的ではないので、たとえば、コルセットなどで骨盤を支えたり、姿勢をサポートすれば、ダイエット効果もアップしやすくなるかもしれません。