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美女力UP
美脚ライフ
2016.09.13
美しい脚を目指すためには、今を知ること
自分の脚の形や筋肉のつき方の癖を知ろう
脚が太い、O脚、X脚など、ご自分の脚に対して悩みを抱えていらっしゃる方は多いと思います。理想的な脚を目指すためには、まず自分自身の歩き方の癖を知ることが大切です。
歩き方によって、脚の形は変わります。
内股だと、ふくらはぎの外側に筋肉がつきやすくなり、太さに関係なく外側に張り出した脚になりやすくなります。
一方で、がに股の人は、ももの外側の筋肉を使うので、太ももがパンと外に張り出した形なります。
ハイヒールを履いている方に多いのですが、前のめりになって歩く人は、ももの前側が張り出すので横から見たときに厚みのある太ももになります。
そのほかにも太ももは筋肉がないのに膝下の筋肉がガチガチになっている、若い頃に運動をしていたので全体的に筋肉質など、ひとりひとり脚の形が異なるのです。
ここで勘違いしないでいただきたいのは、「これが私の体質、体型なんだ」と、あきらめないこと。今の脚は、今までの生活によってできあがっているもの。これからの努力で、どんな脚の方でも変わることは可能です。
美脚になるには全身の姿勢から正す
全身の姿勢も美脚に欠かせない要素です。パソコンやスマホ、長時間のデスクワークなど、日々の暮らしのなかで、前のめりに集中する時間がとても多いのが現代生活の特徴。その結果、猫背や肩こりに悩まれている方も多いと思いますが、その理由は前後の筋肉のアンバランスにあります。
猫背は、背中を前に丸く傾けるため、腹筋が縮んで、背中の筋肉が伸びてしまいます。しかし、本当の正しい姿勢というのは、腹筋が引き上げられていて、背中側の筋肉が引き締まっています。まったく逆なんですね。
腹筋が縮み、背中側が緩む姿勢が当たり前になっていくと、腹筋周辺の筋肉が退化するので、体型が寸胴になり、お腹もぽっこりしてきます。頭は、本来背中の大きな筋肉で支えるものなのですが、猫背になると肩と首だけで支えることになるので肩や首こりにもなります。
腹筋、背筋は半分半分の力加減で均衡がとれている状態が1番美しい姿勢です。
靴との相性が、姿勢や脚の形を左右する
靴は、何よりもサイズのフィット感が大切です。最近の女性は少し大きめのサイズを買う方が多いようですが、歩いているときに脚がパカパカ浮いて歩行姿勢が乱れ、それが脚のラインを崩すことになります。
歩き方によって、靴の減り具合もかわってきますよね。内股やがに股は外に重心が逃げるので、靴の外側が減りやすくなります。また、靴の内側にこすれがある人も、がに股の傾向があります。
ハイヒールは、よく体にとってよくないものとして言われるのですが、きちんと履けば背筋も伸びて姿勢もよくなります。たとえば高いヒールを履くには、ある程度体幹がないとふらついてしまうので、正しい姿勢で履くと筋肉も鍛えられます。今は改良されて、履きやすさも随分いいものが出てきました。スニーカーのようなクッション性の高いインソールを入れるだけで、ハイヒールもぐんと楽に履けます。
女性にとってハイヒールは美しさの象徴のようなもの。毎日履きましょうとはいいませんが、ぜひ美しさを磨くための味方につけてはいかがでしょうか。
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この記事を監修された先生
ウォーキングスタイリスト。実業団バレーボール選手としてプレー後、モデルとして活動。独自のウォーキング・ポージング・メソッドを確立し、プロ・アマ問わずウォーキング指導を展開中。