Health

2016.07.26

アンチエイジングとサプリメント(中)

サプリメントの種類

「GRAZIA」の読者の皆様は、もうすでに何かしらのサプリメントを使っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。今、もし決まったサプリメント製品を摂っていない方でも、過去にはビタミンCやコラーゲン、コエンザイムQ10(CoQ10)などを使ったことがあるのでは?サプリメントを選ぶ目的は、人それぞれ色々あるでしょう。健康のため、美肌のため、ダイエットのため等々。そしてそれらサプリメントはドラッグストアをはじめ、インターネットやテレビショッピング、通販誌、コンビニエンスストアと、色々な所で手に入れることができます。その数はまさに星の数ほどあると言っても過言ではありません。一種類のサプリメントをとってもいくつもの製品があり、何がなんだかわからないままに購入して何となく使っている方も多いのではないでしょうか?

確かにサプリメント製品そのものの種類は非常に多く、その素材だけ(ビタミン・ミネラル類、ファイトケミカル、ハーブ、アミノ酸や脂肪酸など)に着目しても200項目以上あります。サプリメントの機能別の分類方法は色々な考え方があるのですが、アンチエイジングにおけるサプリメントを考える上では、日本サプリメント協会が提唱するサプリメント・ツリーがわかりやすいでしょう。(図を参照)

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サプリメント・ツリーでは、その木が生えている土壌の栄養素としての食事、運動、休息、睡眠の4つの因子を重要視します。これはアンチエイジング医療の実践の上でもポイントとなる大切なことです。その土壌の上に育つ「サプリメント・ツリー」を、3つのパーツに分けて考えます。木の根幹部は現代文明社会における食生活上とくに欠けてしまいがちなビタミン、ミネラルを補うベース・サプリメント(栄養欠損補充:マルチビタミン・ミネラル、アミノ酸、食物繊維など)。木の枝にあたる部分は免疫力や抗酸化力などをサポートして健康の維持・増進に役立つヘルス・サプリメント(健康維持・増進:CoQ10、大豆イソフラボン、ビール酵母、クロレラ、発芽玄米など)。そして木の葉にあたるのが、主にハーブや薬草類など、代替・相補医療の分野などで用いられてきたもの(海外では医師が治療薬として処方してあるようなものも含む)で、その機能はヘルス・サプリメント類に比べてより限定されるオプショナル・サプリメント(症状改善目的:イチョウ葉、エキナセア、セントジョーンズワートなど)。その原材料は日常の食生活では摂取されることがほとんどないもので、どちらかと言えば薬に近いものと言えます。

 

アンチエイジングにはまずベースが大切

 

サプリメントの語源は英語のdietary supplement(ダイエタリー・サプリメント)から来ています。これは「食事を補う」という意味です。サプリメントの基本的な考え方はあくまでも、食事では足りない栄養素の“補完”にあります。まずは正しい食生活習慣にベースを置くことが肝要です。

私が以前出演したテレビ番組で、芸能人の方の食生活の問題点を分析し、将来なりうる病気・疾患を推測するというものがありました。そのときに出演されたある女性タレントさんは、サプリメントに関してサプリメントアドバイザー顔負けの知識を持っていらっしゃいました。食事らしい食事は1日1回の夕食のみで、あとは完璧なサプリメント摂取により、栄養学的に言えば、ほぼ完璧な内容でした。しかし私は彼女の10年後を、「自律神経失調によるさまざまな体調不良と体内の早期老化の危険がある」と一刀両断しました。その理由は、“食べる”という人間の基本的な行為の中には、嗅覚、味覚、視覚の刺激、咀嚼(噛むこと)や嚥下(のみ込むこと)という運動、食物の消化・吸収・排泄といった一連の自律神経による機能がすべて含まれています。これが生きていることの基本なのです。「食」という字は「人を良くする」と書きます。サプリメントは食そのものではないことを忘れてはなりません。

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しかしながら、現代の食は飽食の時代などと言われながらも、実はバランスが崩れ、栄養学的にも問題がある状況になっています。栄養素を過不足なく摂取するためには現代の文明社会の食には限界があることを理解しなければなりません。そこで、サプリメントを上手に選び、賢く使うことが必要不可欠なのです。サプリメント・ツリーのベース・サプリメントにあたるところ、からだ作りの基本となるのは、足りない栄養素を補充することなのです。

本来は、各人の体を医学的に分析し、過不足なく栄養素を補填することこそが正しいサプリメントの考え方です。最近では、サプリメントドック 、QOLドック 、アンチエイジングドックなどの新しいスタイルのドックで、自分のビタミンやミネラルなどの栄養状態を細かく知ることができます。こういったドックを受け、抗加齢医学(アンチエイジング医学)の専門医などにオーダーメイド・サプリメントを処方してもらうのが理想です。抗加齢医学専門医はサプリメントの知識も豊富で、従来の保険診療のフィールドの医師に比べると、積極的にサプリメントを評価し使用しています。検査を受けないまでも、サプリメントアドバイザーなどの専門家に自分の食生活を分析してもらって、適切なサプリメントを処方してもらうようにしましょう。

この記事を監修された先生

ララクリニック総院長

ララクリニック総院長

青木 晃あおき あきら

日本健康医療学会常任理事。日本抗加齢医学会評議員。日本健康医療学会健康医療認定医。日本抗加齢医学会専門医。TV、ラジオ、雑誌などのメディアでのわかりやすい解説に定評があり、DR.アンチエイジング、ダイエット&アンチエイジングのカリスマとも呼ばれている。55歳ながら体内年齢検査ではすべて30代後半をキープ。

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