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スキンケア
栄養学
美女肌
2016.07.05
ストレス肌・・・なんて憂鬱な言葉、聞きたくもない
肌の免疫を高め、美肌であるためには、身体が健康でなければありえない。肌の美しさは、内部からの「結果」。健全でNON STRESSの大人の美しい肉体と精神の結果として、肌が出てくる。
皮膚科医として、長い間皮膚ばかりみているから、小じわが多いと、「TOO MUCH SMOKING?」とか、毛穴が開いていると、「TOO MUCH OILY FOOD?」 とか、肌をみて、中身が見えちゃう。
肌トレーニング、それってちゃんと考えている?
美人コンテストに出場するモデルが、20cmのハイヒールを履くために、相当ハードな筋力トレーニングを日々行うのと肌も同じ。
さらされる太陽、大量のホコリや花粉、大気汚染物質・・・最近はPM2.5.。。も。。。あぁ、もうノイローゼになりそうにストレスフルな平成環境。美女は、視線にもさらされないといけない。
平成環境の素晴らしいところは、それを打尽する美容医療・美容商品の開発がどんどん進んでいるというところ。向かうところ敵なし。武器を知ればね。
だから今回は、その話を・・・
日本人がアメリカナイズされるようになって、女性は自立するようになったし、お尻はプリッと出てきたし、男性だって、ハイヒールを履いた背の高い女性が隣りにいることのクールさに気づいてきて、安定感を感じる。
けれども、昔の質素な日本食が、生クリームたっぷりのパンケーキ・スタバのドリンクなんかに変わっちゃって、糖質・脂質の摂取量が増えて、ビタミン・ミネラル不足の危険信号が発令されている。
コンビニエンスストアでも各種サラダを取り揃えていて、CONVINIENCEに、「みんな、とりあえず、買っとこ」と。
ストレス肌・・不健康になっちゃいそうな疲れた、免疫が落ちた肌に必要なビタミンは。。。大量・・・。
ストレス肌にマストな、
代表的なビタミンをご紹介・・・
●ビオチン
ビオチンはビタミンB群の一つで体内では作ることができなくて、結構な量が必要。外から食事だけで補うのは難しいから、皮膚のトラブルがある人に、皮膚科で処方する、ということは、よくよくあること。
●ビタミンB2/B6
B2・B6は皮膚の脂肪を分解するビタミン。毛穴には、皮脂腺がついていて、皮脂は毛穴から出てくる。皮脂が出すぎて毛穴が開いたり、詰まって白い吹き出物・・それが太陽で焦げて黒い吹き出物・・出れなくなったら黄色いウミがたまり・・・「あーーーん、もう耐えられなーい」と触った瞬間、真っ赤なもう二度とみたくないおできができる・・・。これを聞いたら、今すぐ取りたいでしょう?
それじゃあ、今すぐってどうやって取ったらいいの?
冷蔵庫の野菜・・ビタミンは同じ野菜だって、みずみずしくて、青とか緑の発色がいいものではないと入ってなんかいない。加熱するとビタミンがなくなるし・・・。もうやだよね、さらにサプリメントに助けてもらっちゃえ。
美女は優雅さを身に着けていたいから・・・
例えば、HOUSEWORKが完璧に終わっていないからといって、仕事で働き詰めの身体に鞭をうって、余裕がなくなっていることがあったら、その顔は引きつっているだろうし、その言葉に甘さはないと思う。それなら、乱れた服が多少部屋に散らかっていたって、平和な心でいたいもの。十分な睡眠を取って、身体を休ませて、良質のサプリメントでらくに栄養を補給して・・・。
最近、肌の調子が良さそう、顔色が良さそう・・・とスタッフに良く言われるのは、睡眠が良く取れているから、に尽きるのだけれども、なんでこんなに熟眠できちゃうのかって、それは・・まぁ・・秘密。
こだわっているのは、肌に吸い付く素材のPJ、PILLOW&BLANKET
まとうもので肌は安心もするし、ストレスで不安定にもなるって、五感が教えてくれる。
全てのストレスは、夜、いわゆるゴールデンタイムという時間に取れている。寝ている間にストレスを除去するホルモンが出てきて、体内を掃除し、心身ともにリセットされている。眠れなくても横になって目を閉じているだけでも、休みは取れる・・・「寝なきゃ!」な〜んて、プレッシャーをかけてはだめよ。
だ・か・ら・・・。
とりあえず、夜の美環境を、「今日(NOW)」作成してみたら?
この記事を監修された先生
しのぶ皮膚科(三田)院長。日本アンチエイジング外科認定医。皮膚科医として12年以上勤務した後、美容医療の道へ。豊富な臨床経験に裏付けられた“しのぶメソッド”で全国から多くの支持を受ける。