Life

アロマ

2016.06.28

【Tips】精油が心と体に働きかけるしくみ

 

精油が取り込まれる3つのルート

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精油が心と体に薬理効果をもたらすとされる理由の鍵は、精油が取り込まれていくルートにあります。今回はその3つのルートをご紹介します。

Route 1 鼻から脳へ

精油の香りを嗅ぐことで、揮発した成分が鼻の粘膜に付着し、香りの情報が脳に届き「におい」として認識されます。

【嗅覚を通して脳に直接アプローチ!】

香りの電気信号が感情を司る大脳辺縁系、体の生理機能を制御している視床下部に届き、自律神経系、ホルモン系、免疫系などの「体を調整する働き」に影響します。ストレスなどによって崩れたバランスの調整や、脳疲労による不調、心のトラブルを正常に導いてくれます。

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Route 2 鼻から肺、そして全身へ
呼吸により肺に入ってきた精油の香り成分は、肺の粘膜から取り込まれ、血液に乗って全身に行き渡ります。

【空気の通り道から全身へめぐる!】

精油の香り成分が、血液の循環により全身に届くことで、体の各部や全身の働きを活性化させてくれます。また気管支を通り肺に取り込まれる際にも作用し、痰の出過ぎを抑えたり、咳を鎮めてくれます。
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Route 3 皮膚深くに浸透して身体に染み込む

皮膚に塗布された精油成分は表皮を通過し、毛細血管のある真皮まで浸透します。皮膚の表面は、新しい細胞を作る基底層を守るために、皮膚膜や角質層でできた防護壁によって守られています。一般の化粧品などはこのバリアを超えて浸透することはできず、角質層を潤すのみと言われていますが、精油成分は脂溶性に加え、分子量が100~300と比較的小さいため、表皮の角質層を通り抜けて、真皮まで成分がしみ込み経皮吸収されます。真皮の毛細血管から血液に入った精油成分は全身を巡ります。また、リンパ液の流れに吸収され、リンパ管を経て血液に入るルートもあります。

【身体のコンディションを整える!】

精油分子は、血管を伝わって全身の各臓器や器官、そして筋肉組織に直接働きかけるだけでなく、心臓や脳の命令機能にまで伝わり、正しい司令を出せるようにサポートしてくれます。肌荒れ、肌の乾燥、コリやむくみ、セルライトなどの対策にも効果的です。
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精油は医薬品と違って天然成分なので、体内での代謝分解が早く作用が長続きしませんが、多くの成分が含まれており、成分同士が協調して神経系、免疫系、ホルモン系のバランスをとるように作用してくれます。自然治癒力を高める手助けをしてくれる精油を使い、心身の健康に役立ててみるのもいいでしょう。

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