Life

アロマ

2016.06.21

【Tips】治療にも使われる「ケモタイプ精油」とは?

植物のパワーが詰まった精油

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精油は「植物のホルモン」と言われています。根づいた地でその一生を終える宿命の植物が、身を守り、子孫を残すための武器の一つと考えられ、花や、葉、樹脂、樹皮などの細胞組織内に蓄えられています。

精油の成分は「有機化合物」であり、天然の科学物質がいくつも集まってできているため、それぞれに性質が有り、どの成分がどれくらい含まれているかによって、香りや働きが異なることをご存知でしょうか?

また、同じ植物でも部位によって成分や精油量が異なり、抽出方法によっても成分やその割合が変化します。そのため用途や目的にあわせて、自分にあった精油を選ぶことが大切です。

例えばローズマリーには3種類の精油があります

精油の中でも成分分析がなされ、特徴的な成分の含有率で分類・同定してタイプが区別されたものを「ケモタイプ精油」と呼びます。メディカルアロマテラピーでは、病気や症状の治療に必要な精油の効果を得るために、精油の成分が科学的に分析され、特定されていることが肝心です。

精油は自然の植物から抽出する天然成分。同じ学名の植物であっても、育った土壌、標高、気候、風土により、精油に含まれる成分の構成比が大きく異なることがあります。普段私たちが口にする野菜や果物も、産地や気象条件などによって味や香りが異なることと同じ仕組みです。

例えば、ローズマリーの精油は大きく分けて

●ローズマリー・カンファー

●ローズマリー・ベルベノン

●ローズマリー・シネオール

の3種類があります。

 

それぞれタイプが違い、シネオールはメントールに似た成分が入っているので、鼻や喉の不調、筋肉痛に。カンファーは神経や筋肉に働きかけるといわれているので、肩コリや腰痛などに。ベルベノンは、肝臓強壮の効果が期待されるので飲み過ぎや疲れたときにおすすめです。

ただローズマリーは刺激が強いので、血圧が高い方やお子さん、妊娠中の方は使用を控えたほうがいいでしょう。

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日本でケモタイプを見つけるには?

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メディカルアロマテラピー発祥の地であるフランスでは、それぞれのケモタイプの特徴を活かして、医療に役立てられています。

日本でケモタイプの精油かどうかを判断するには、精油のラベルや成分分析表を確認するとよいでしょう。ケモタイプの表記は各メーカーによって異なりますが、「ct.」(Chemical type=ケモタイプの略)とラベルに記載されていることが多いようです。
同じ品種から抽出した精油でも、環境によって化学成分が変わるので購入の際には成分にも注意すると、より効果が期待できるかもしれません。 その他に、ケモタイプの精油としてはローズマリー以外にも、バジル、ユーカリ、タイムなどがあります。
安心安全に精油の薬理効果の恩恵を受けるために、化学組成別にタイプ分けされたケモタイプ精油を使ってみてはいかがでしょうか。
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