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アンチエイジングの方程式

ダイエット

2016.06.07

ダイエット & アンチエイジングのはなし

オプティマル・ヘルスとは?

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「オプティマル・ヘルス」――それは、20代、30代、40代、50代・・・「その時々の年齢で最高レベルの健康状態をめざすこと」です。ダイエットもアンチエイジングも、このオプティマル・ヘルスを実現することに他なりません。無理なダイエットをして外見だけスマートになっても、体の中から若々しく美しくならなければ、それは「はりぼて」の美しさでしかないのです。

 

楽な生活が骨や筋肉を弱める

ところで、食事制限も運動もしているのになかなかやせない、という話をよく聞きます。これは、加齢による基礎代謝の低下でやせにくい中高年の方ばかりでなく、若い人たちからも切実な悩みとして相談されます。なぜそのような現象が起こるのでしょうか。その原因は、便利になった現代社会のあり方と密接に関わっています。

家電製品が今ほど発達していない時代は、掃除でも料理でも洗濯でも体を動かす必要がありました。ところが今は何でもボタンやリモコンひとつで、近所への買い物もクルマで、などと、とにかく体を動かす機会が激減しています。楽チンな暮らしは、一方で骨や筋肉をどんどん弱めてしまっています。そうなると骨や筋肉を支える土台そのものがゆらぎ、健康生活にも赤信号が灯ることになります。

 

生活のリズムを取り戻して体をリセット!

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病院に行っても原因の分からないプチ病やプチ不調に悩まされるという人も多いと思います。その場合は、体を動かさない生活をしていないか点検をしてみてください。人間の健康を支える土台が弱くなっていたり、ゆがんだりしていると、生命維持に欠かせない自律神経の働きまで低下してしまい、それがホルモンバランスなどにも影響を与えて、肌荒れや手足の冷え、肩こりや腰痛、むくみや便秘など不快な症状を引き起こすこ とになるからです。また、自律神経が弱っていると代謝機能も低下して、年齢が若くても、運動や食事制限をしているのに脂肪が減らないということが起こります。

まずは、早寝早起きや、質のいい睡眠をとるなど地球時間に合わせた生活のリズムを取り戻す。そして、ゆがんだ体の土台を定期的にリセットしてあげる。マジコが提唱しているプロダクトもその一助となるでしょう。無理なく、たのしく実践することで、皆さんなりの 「オプティマル・ヘルス」を実現していただくことを心より祈念申し上げて、私からのアドバイスとさせていただきます。

 

 

この記事を監修された先生

青木 晃あおき あきら

抗加齢医学専門内科医。日本健康医療学会常任理事。日本抗加齢医学会評議員。日本健康医療学会健康医療認定医。日本抗加齢医学会専門医。メディアでのわかりやすい解説に定評がある。

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