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美脚ライフ
2017.05.09
キレイに差がつく! 立ち姿の基本
立ち方ひとつで着こなしや写真映りが変わる
駅のホームで電車を待っていたり、横断歩道の信号待ちをしていたりするようなとき、周囲を見回すと、すごく素敵に見える人と、どこかだらしなく見える人がいますよね。それは、立ち方の違いによることが多いのをご存知ですか? スマホに意識を向けたり、ただぼんやりと立っていると、知らず知らずのうちにその人の立ち癖が出るものです。片足に重心をかけていたり、両足の膝とつま先が離れていたり、膝が伸びていなかったり…(図1参照)。そんな立ち癖は、だらしない感じがするだけでなく、老けた印象も与えます。とくにハイヒールを履いているときは、それが目立ちます。これでは、せっかくのハイヒールの「キレイ効果」(vol.7参照)も半減ですね。そんなことにならないよう、美しい立ち姿を身につけましょう。服の着こなしもグンと良くなるし、立食パーティや写真を撮るときにも差がつきますよ。もちろん、ハイヒール以外の靴のときでも応用できます。

基本姿勢はももに紙1枚はさむイメージ
美しい立ち方の基本は、左右のももを、紙1枚挟むようなイメージで締めて立つこと。ももを締めると足全体がグッと近づくので、ひざ、ふくらはぎ、かかともくっつき、品が良くシャープな立ち姿になります。さらに、つま先を拳1つ分くらい広げると、お尻が引き締まり後ろ姿がスッキリするほか、足元の安定感が増してふらつきにくくなります。上半身がふらつく場合は、腹筋を意識すると安定します。
ちょっとしたコツでお悩みもカバー
基本の立ち方をマスターしたら、モデル風の美脚ポージングにもチャレンジしてみましょう。足の置き方や角度を少し変えるだけでよりスマートで女性らしい立ち姿になり、X脚やO脚もカバーしてくれます。
基本姿勢から、片足を1歩後ろに引き、前後の足を隙間ができないように重ねます。引いた足のつま先を少し外側に開くと、安定してふらつきません。
基本姿勢から、片足の膝を軽く曲げて内側に傾け、ふくらはぎが寄り添うようにします。かわいらしくエレガントな印象になります。
基本姿勢から、片足を前に出してクロスさせます。足が細くスマートに見え、適度にリラックスした印象ですが、長時間続けると骨盤に負担がかかります。写真を撮るときなど短時間のポージングに。
なお、X脚やO脚は見た目が良くないだけでなく、放っておくと骨盤が歪み、膝、股関節、腰などに痛みが出るなどトラブルの原因にもなります。早めに医療機関で診察を受け、必要に応じて治療することをおすすめします。
この記事を監修された先生

ウォーキングスタイリスト。実業団バレーボール選手としてプレー後、モデルとして活動。独自のウォーキング・ポージング・メソッドを確立し、プロ・アマ問わずウォーキング指導を展開中。