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栄養学
2017.02.14
疲労回復のビタミンを多く含む! 豚肉を使ったレシピ
食べ方いろいろ、疲れをふき飛ばす豚肉
たんぱく質が豊富で、脂質が少なめの豚肉。
部位が豊富にあるので、お料理によってチョイスできるのもいいですよね。
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれていますが、このビタミンB1は糖質の代謝を促し、エネルギーに変えて、体内に疲労物質が貯まるのを防いでくれます。ビタミンB1が不足してしまうと、体内で十分なエネルギーを作ることができなくなってしまいます。
ストレスフルな時には、ビタミンB1が多く使われます。ビタミンB1は自律神経のバランスを整えてくれるので、イライラしている時や集中力が欠けている時に意識して食べたい食材です。
その他の効果として、夏バテ防止、美肌効果、二日酔いなどにも期待できます。
スパイシーな豚肉料理で、疲れを吹っ飛ばす!
豚ミンチのアジアンライス
唐辛子は辛味成分であるカプサイシンが含まれているので、食欲を増進させてくれます。豚肉と一緒に調理して、モリモリいただきましょう。
【栄養価】(1人分)
エネルギー 683kcal
たんぱく質 30.4g
炭水化物 54g
食物繊維総量 1.8g
鉄 2.8mg
亜鉛 4.8mg
ビタミンB1 0.79mg
ビタミンB2 0.56mg
ビタミンB6 0.57mg
ビタミンC 6mg
【材料】(2人分)
豚ひき肉…200g
さやいんげん…6本
バジル…1カップ分
サラダ油…大さじ1
オイスターソース…
大さじ1・1/2
しょうゆ…大さじ1
砂糖…小さじ1
鶏ガラスープの素…小さじ1
酒…大さじ2
にんにく…2片
唐辛子…1本〜
卵…2個
サラダ油…適量
ごはん…2人分
- さやいんげんは小口切りにする。にんにくはつぶしてから粗みじんに。唐辛子も粗みじんにする。
- フライパンにサラダ油、にんにく、唐辛子をいれて火を付け、弱火で炒めて香りが出たら豚肉を加え、オイスターソース、醤油、砂糖、鶏ガラスープ、酒を加えて炒める。
- さやいんげんを加え、豚肉に火が通ったら、バジルを加えて、全体を混ぜ合わせたら火を止める。
- 別の鍋に油をいれて熱し、卵を割り入れる。焼くというよりも揚げる感じで、周りの油をお玉やスプーンですくって、黄身の上からかけて、好みの固さに仕上げる。
- 皿にご飯をよそい、バジル炒めと目玉焼きを添えたら完成。
●POINT
豚肉ではなく、鶏肉や牛肉でもアレンジ可能です。バジルはタイバジルでなくても、スイートバジルでも代用できます。イタリアンパセリなどを使っても美味しく作ることが出来ます。
この記事を監修された先生
国立健康・栄養研究所の栄養教育プログラムで技術補助員として従事。2008年にはシドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子率いるチームQに加入し、栄養管理を担当。現在はフリーランスの管理栄養士として活動。