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Health
姿勢
2016.11.24
姿勢とこりと自律神経
こりは、脳が姿勢を調整する働きを邪魔します
私たちの筋肉は、その緊張度合いの情報を、常に脳へと知らせています。脳はこれ以外にも様々な情報を受けとり、総合的に判断することで、立つ・歩く・座るなどの姿勢を調整、維持しています。
肩や首などのこりは、筋肉が緊張している信号として脳へ送られていきます。こりからくる筋肉の緊張情報は、脳が姿勢を調整する上ではノイズとなって自律神経の働きを乱すため、体調不良の原因となります。
そんなときは、ツボを押して自律神経を刺激することで、身体の各器官の働きが調整されます。特に原因が見あたらない場合などは、ツボを押すとすっきりすることもあります。
医学博士 松原英多
快癒器は、私の大好きな健康器具です。理由は、構造も使用法も簡単、そして効果が抜群だからです。
ヒトは直立動物です。それだけに、背骨には大きな負担がかかります。しかし背骨は誰もが考えるような、強い大黒柱ではありません。背骨の正体は、竹で作ったオモチャのような、クネクネ柱。そのクネクネ背骨を大黒柱にしているものが、背骨の両側についている背筋です。それだけに、背筋への負担はきわめて大きく、疲れやすく、コリやすいのです。
背筋にコリが発生したら、さぁー大変。背骨の両側には、直接生命活動に関わる、内蔵系のツボがずらりと並んでいるからです。コリからの負の刺激は背骨の両側のツボを通して、内臓に到達します。いかに頑丈なヒトでも、毎日、ぶっ通しで負の刺激が続けば、参ってしまいます。
また、背骨には姿勢という問題も絡んでいます。背骨の中には、脳からの脳脊椎神経が通っています。つまり、背骨は神経のハイウェーなのです。
姿勢が悪いということは、神経のハイウェーが曲るということなのです。ハイウェーが曲れば、脳からの指令や脳への情報は大渋滞。健康的とはいえませんね。
こんな時、大活躍するのが快癒器です。背骨の両側の背筋を、自分の体重で心地よくもみほぐす。背骨の両側のコリもゆがみも解消。内蔵をはじめ、全身の健康が保たれるのです。ただし、あまりの気持ちよさのため、寝込んでしまうと困ります。刺激が一箇所だけに集中して、過剰刺激となるからです。
誰もが使いやすくで、誰にでも優しい快癒器。私は大好きです。